【国内OEM】物販初心者がやりがち!失敗する商品選びの7つの特徴
こんにちは、HIRAIです。
今日は、国内OEMで初心者さんがやりがちな間違った商品選びの特徴を暴露していきたいと思います。
最近、国内OEMが注目されています。
せどりや転売から国内メーカー仕入れに切り替えて、
・国内メーカーの商品をAmazonで独占販売
・メーカー商品をパッケージだけ替えて簡易OEM
・商品を開発して自社ブランド化で国内OEM
国内OEM系の物販にチャレンジする方が増えています。
しかし、国内OEMはうまく行くと大きく稼げますが、チャレンジして失敗する方も意外に多いのが現状です。
うまく行かない方のほとんどは、扱う商品選びの時点で失敗しています。
そこで、この記事では、国内OEMで失敗する商品選びの特徴を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
7つのポイントに注意して商品を選んでいただければ、うまくいく確率が格段に上がると思います。
それでは早速行ってみましょう。
失敗例1:自分の好きな商品を扱おうとする
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の一つ目は、自分の好きな商品を扱おうとすることです。
物販系ビジネスで、扱う商品を選ぶ時の考え方に「マーケットイン」と「プロダクトアウト」があります。
・マーケットイン:市場で需要のある商品を選ぶ
・プロダクトアウト:商品ありきで市場に参入する
国内OEMにチャレンジする方で多いパターンが、自分が好きな商品・情熱をもって販売できる商品を選ぶプロダクトアウト型です。
しかし、Amazonで国内OEM商品を販売するときは、絶対にマーケットインの考え方で市場に参入しないと失敗するでしょう。
自分が好きな商品を販売したいという思いは大事なのですが、その思いだけではAmazonで稼ぐことはできません。
感情と実際の数字を分けて考えましょう。
Amazonで販売する場合は、Amazonで需要のある商品を狙うことが大事です。
もちろん、国内OEMで自分のブランドを育てていくのですから、全く興味のないジャンルに取り組むのはモチベーションが続かないと思います。
そこで、おすすめなのは、そこそこ興味がある、もしくは、取り組むうちに好きになれそうなジャンルの商品を選ぶことです。
また、市場の需要を調査してデータもそれなりに悪くないことを確認しましょう。
国内OEMで扱う商品を選ぶときには、自分の好きな商品やジャンルにこだわらず、Amazonという市場の需要を確認することを忘れないでくださいね!
失敗例2:超低単価商品を狙う
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の二つ目は、超低単価商品を狙うことです。
国内OEM商品をAmazonで販売していく場合、商品を顧客に認知してもらうためにはお金と時間が必要です。
そのため、商品単価が安すぎると利益額も低いため、広告費やAmazonの手数料で利益が圧迫されてしまうのです。
当然、稼げる金額の上限値も低くなってしまいます。
おすすめなのは、扱う商品の単価を3,000円以上にすることです。
もしくは、低単価商品でも、超高リピートされるような商品で利益率が高いような商品を扱いましょう。
1個あたりの利益金額が少なくても、たくさんの数量を販売できれば利益も積みあがっていきます。
1個あたりの利益額が低いと販促に使える費用は限られるため、セット出品にして販売1件あたりの単価を上げていくのもおすすめの方法です。
国内OEMで扱う商品を選ぶときには、利益額が低くなってしまう単価の低い商品を狙わないようにしましょう。
失敗例3:利益率が20%以下の商品を狙う
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の三つ目は、利益率が20%以下の商品を狙うことです。
ここで言う利益率とは、売上から仕入の原価を差し引き、さらに、Amazonの手数料や配送料を差し引いて残った利益のことです。
国内OEMで利益率が20%以下の商品を売ろうとする場合、広告費や販売促進の費用を捻出するのが難しいでしょう。
せどりや転売経験者のなかには、「Amazonで20%の利益がとれたらすごい」という感覚を持っておられる方もいます。
しかし、この感覚で国内OEMや独占販売にチャレンジすると、高確率で失敗してしまうでしょう。
国内OEMの場合、利益率30%は狙ってほしいです。
僕の場合は、利益が50%くらいある国内OEM商品を扱っています。
利益率が高い商品を選べば、販売促進や広告戦略にお金をかけて認知度を上げられます。
国内OEMで扱う商品を選ぶときには、利益率が20%以下の商品を選ばないように注意してくださいね。
失敗例4:ライバルが強すぎる商品を狙う
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の四つ目は、ライバルが強すぎる商品を狙うことです。
失敗例1のところで、マーケットインで商品を選ぶ大切さを考えました。
市場に需要のある商品を狙うのが国内OEMの鉄則なのですが、需要がありすぎてライバルや競合がたくさんいるような商品を扱うと逆効果になることがあります。
資金に余裕があれば販売促進にお金をかけて、最初は赤字でも、後々に利益を取りに行くスタイルで勝負できます。
しかし、個人とか副業の方が国内OEMにチャレンジする場合、使える資金は限られているはずです。
もし、資金に余裕がないけれど国内OEMにチャレンジしたい方は、参入したい商品の市場規模やライバルのレベル感をしっかり下調べすることです。
もちろん、必ずしも、大手が参入している商品はやめたほうがよいというわけではありません。
Amazonで売られている大手の商品はブランドネームだけで売れていることも多いからです。
トップ画像1枚しかなかったり、説明も詳しく書いていなかったり、商品ページの質が低いこともあります。商品ページを見ても、どのような商品かよく分からないこともあります。
このような商品であれば、個人でも勝てるチャンスがあります。
また、大手の商品のネガティブポイントをしっかり解決できるような、こだわりの商品を開発できれば市場を取れる可能性があります。
国内OEMで扱う商品を選ぶときには、競合の有無やライバルの強さを調べてから市場に参入するようにしましょう。
失敗例5:差別化しにくい商品を狙う
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の五つ目は、差別化しにくい商品を狙うことです。
中身が同じ商品をパッケージだけ替える簡易OEMで稼いでいる方も多くなっています。
そのため、パッケージが違うだけで同じような商品がAmazon上で乱立している場合があります。
他社と差別化できる部分がない商品は、後発で売り始めるのはハードルが高いのは当然です。
もし、簡易OEM商品を出している人たちの商品ページに情報量が少ない場合は勝機があるかもしれません。
こちらが、商品の魅力をしっかり伝える商品ページを作りこめば後発でも勝てる可能性があります。
しかし、すでに出品している方々が、商品ページを作りこんでいて、販売戦略もしっかりやっている場合は、とくに差別化できない商品を売り込んでいくのは難しいでしょう。
ライバルの似たような商品と、どこが違って、どのように優れているのかという特徴を打ち出せるかどうかが成功の秘訣になります。
国内OEMで扱う商品を選ぶときには、商品や商品ページを差別化できるかどうかを確認しましょう。
失敗例6:トレンドが右肩下がりの商品を狙う
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の六つ目は、トレンドが右肩下がりの商品を狙うことです。
国内OEM商品のリサーチは、以前に紹介したリサーチツール「セラースプライト」を使用します。
セラースプライトを使うと、過去の需要がグラフになって出てくるので、その商品の人気が上がってきているのか、下がってきているのかを判断できるようになります。
グラフが右肩下がりになっている商品の場合は、うまくいかない可能性が高いので注意しましょう。
国内OEMにチャレンジするなら、需要が一定しているか、グラフが右肩上がりになっている商品を狙いましょう。
セラースプライトの使い方やリサーチの仕方は下記の記事からご覧ください。
参考記事:初心者でも使いこなせる!セラースプライトのオススメな使い方
失敗例7:すでに流通し過ぎている商品を狙う
国内OEMで失敗する商品選びの特徴の七つ目は、すでに流通し過ぎている商品を狙うことです。
七つ目は、国内OEMというより、Amazonの独占販売についてです。
初心者さんには、国内OEMよりAmazonの独占販売を取るほうが取り組みやすいので追加してご説明します。
Amazonの独占販売の商品を選ぶときには、Amazonでは売られていなくても、実は全国の問屋さんに広まっているような商品を仕入れないように気をつけましょう。
メーカーさんからAmazonでの独占販売の約束を交わしていても、問屋さんから仕入れた商品を相乗り販売してくるセラーさんも出てくるからです。
これは、けっこう面倒くさいですね。
Amazonで独占販売するときには、契約書を交わさない方も多いようです。
しかし、契約書をしっかり交わしてメーカーさんと協同しつつ一緒に行っていくスタンスでAmazonでの独占販売に取り組むのがおすすめです。
Amazonの独占販売で稼ぎたい場合は、その商品が、Amazon以外で流通しているかどうかも確認してくださいね。
まとめ
今日は、国内OEMで失敗する商品選びの特徴を七つお伝えしました。
一つ目は、自分の好きな商品を扱おうとすることです。
プロダクトアウトではなく、マーケットインを基本に考えてやってみましょう。全く興味のない商品だとモチベーションが上がらない場合は、多少興味があったり、やっていくうちに好きになれたりする商品、需要もそれなりにある商品を狙うことをおすすめします。
二つ目は、低単価商品を狙うことです。
低単価商品を扱う場合は、セットにして一件あたりの販売価格を上げる工夫をしてみましょう。
三つ目は、利益率が20%以下の商品を狙うことです。
売上から仕入や手数料・送料を差し引いた利益率が20%以下になると、広告を打ったり、販売促進費用を捻出するのが難しくなりますので、できれば30%以上を狙いましょう。
四つ目は、ライバルが強すぎる商品を狙うことです。
使える資金に限りがある方は、ライバルが強すぎない場所を地道に探すようにしてください。
五つ目は、差別化しにくい商品を狙うことです。
中身は一緒でパッケージだけがオリジナルな簡易OEM商品は、他社との差別化が難しい商品です。他社の商品ページを見たり、レビューを読み込んで、自分の商品が優れているところをアピールできるようにしましょう。差別化できるところがあれば稼ぎやすくなります。
六つ目は、トレンドが右肩下がりの商品を狙うことです。
セラースプライトをチェックすると、その商品がAmazonのなかで上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかをグラフで調べられます。まだまだ、これから売れる上昇傾向の商品を選びましょう。
七つ目は、すでに流通し過ぎている商品を狙うことです。
これは、とくにAmazonの独占販売についての注意点です。Amazonでは流通していなくても、他の問屋さんや楽天から安く仕入れられるような商品は相乗りされる危険があります。しっかり対策して、メーカーさんと契約書を交わして正規の形で取り組むことをおすすめします。
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